コラムブログ「だが興味は持て」

毎週土曜日(水曜日)更新

「兄と弟」に興味を持て

体重を減らす という意味でのダイエットを行っている

 

まだ「痩せるぞ!エンセリオ(マジで)!」と思ってから1カ月半しか経っていないし

体重で言うと3キロ程度落ちただけなのでまだ筆者から言える事は何も無い

 

(3キロ痩せたと言うと聞こえは良いが 実際には1年前から10キロ太った上で

そこから3キロ減っただけなので 実質まだ7キロ太っている状態なのだ)

 

言いたいのは筆者の事では無く 我が弟の話である

 

筆者と弟は齢6歳分離れている 間に妹も居るため三きょうだいという事になる

妹と弟は2歳差なのでこっちの方が仲は良く 性格も妹と弟の方が似ていると思う

 

というか何というか 筆者と弟は実に真逆の性格をしているのだ

 

ちゃらんぽらんという字を辞書で引いたぞ貴方の名前そこに足しておいたぞ的な

瘋癲のような育ち方をした筆者とは違い 実にちゃんとした実直な生き方をしている

 

中学入学と同時に全ての勉強を諦め 適当な私立大学に進んだ兄を反面にしてなのか

国立中学→国立高校→国立大学への進学という 実にお金のかからない進路を選んだ弟

 

しかもその大学というのも 理学部の化学専攻という理系の本道を歩んでいる

勉強嫌いの筆者が今まで触れた事のある本道は「動画一本道」くらいのものだ

 

そんな(モニターの中の)女にだらしない筆者に比べ 堅物と言ってもいいくらいの弟

弟の口から下ネタを聞いた事は一度も無い(他の家族からは度々ある)

 

またややこしい事に 顔・体型を含めた見た目は瓜二つの2人なのである

ちなみに母上とも似ており 親父と妹が似ているので5人揃うとフルハウスの関係性になる

 

そんな筆者と弟であるが 中途半端に歳が離れている故にあまり話をしない時期があり

その時期を引きずってなのか 今でもお互いの近況を報告するような事も無い

 

そもそも筆者は姫路弟は高知という 生家である広島を互いに旅立った立場のため

ましてやこのコロナの状況 顔を合わせて喋る機会もここ数年無かったのだ

 

そして久しぶりに会った今年の正月

母上からの噂には聞いていたが 実物を見てびっくりした

 

以前とは別人というレベルで痩せていたのだ

 

何でも高知県の山奥で特に娯楽も無く過ごしているうちに自分と向き合う時間が生まれ

食生活を始めとする生活態度を改善させた事で みるみる痩せていったのだという

 

先にも挙げた性質からも読み取れると思うが 弟はストイックな性格をしている

 

野菜と魚中心とした食事に筋トレ 夜は店も開いていないので寝るしかなく

朝は日の出と共に起き 村の色々な肉体労働に従事すること数年という環境もあり

 

そりゃ身体も変わるってか 別人になったと言っても過言ではないっつう話で

 

怠惰を背負いながらキナコモチに舌鼓を打つ筆者とは当然違うものを感じるというか

簡単に言うと劣等感に近いものを感じていた それとは別としてモチは美味しかった

 

だからという理由ではないのだが 筆者は今ダイエットを行っている

 

無論 弟のように山奥での隠遁生活を送りながら人生を変える訳にはいかない

仕事もある 家庭もある 新幹線の停まる駅の近くで安穏と暮らす人生は今更変えられない

 

とはいえ今までの怠惰(≠安穏)が招いた怠惰な体型である

全てではないにしろ生活を恒久的に変えなければ身体が変わるとも到底思えない

 

ではどうするのか

 

ジムに入会しました

 

奴が自然と同化しながら生活を変えたのであれば

筆者は現代文明と闘いながら生活を変えるしかない

 

こうして筆者はマシンウェイトの心地良い疲労感を胸筋に覚えながら

「打倒!弟!」を旗印に 身体が入らなくなったTシャツやズボンに夢を見るのだ

 

思えば国立大学をちゃんと4年で卒業した弟に比べ

ちゃらんぽらん私立大学を留年し 5年かけてようやく卒業した筆者である

 

実にお金のかかる人生を送っているのだが それはもう受け入れるしかない

 

弟よ今に見ておれ!俺も見事に痩せてみせるからな!

 

その暁には「もう着れないから」という理由で泣く泣く送りつけたTシャツ10数枚

あれを返してもらうからな!覚悟しておけ!