「落とし物」に興味を持て

どうもこの頃 お腹がぽっこり出てきたので通勤を徒歩にしている

これが極端に焼け石に水である自覚はあるのだが

継続は力なり という理想を掲げて水を貯め続けている

いくら平日にウォーキング＆労働でカロリーを消費しようとも

週末の爆食いベジータ侍が我がたるみきった体型を形成しているのは自明なので

全てはストレスを食べ物で解消しようとする浅ましき心と

無自覚に筆者にストレスを与え続ける現代社会あるいは会社が悪いのである

そうなると会社を辞しニートを満喫するのが手でもあるのだが

中途半端な真面目さが災いし ニートであり続けるにもストレスが溜まるだろうので

どうやってもこのぽっこりからは逃れられない

ひとまず 継続は力なり という理想を掲げて水を貯め続けている

元々散歩やウォーキングが趣味ではあるのだが

歩いていると色々な事に気が付く それに想像を付随させていく活動が捗る

先日こんな事があった

朝の通勤路を 会社を滅する呪詛を唱えながら歩いていたところ

20メートル先の道端に 臓物のような得体の知れない物質が落ちているのを発見した

ピンク色で なにやらフニフニしていて

どう見ても舗装路に似合う無機物の類ではない 異彩を放ちすぎている

動物の轢かれた跡だろうかと田舎者特有の想起もしてみたが

血痕や毛皮の付着が見られない とにかくフニフニした感触のみが見て取れる

「やだなーこわいなー」と 心の中のリトル稲川淳二と相談しつつ

通勤途中であるが故に歩みを止める訳にはいかない 意を決して近づいてみたとこ

シャケの切り身（ハラス部分）が落ちていました

誰が落としたのか 何故こんなところにシャケのハラスが落ちているのか

そんな事より筆者はまず事故・事件性の無さを確認できただけで嬉しかった

その上でしばらく経ってから「シャケのハラスかーい！」と

心の中のリトルおいでやす小田を召喚してツッコミを入れたのである

余談ではあるが シャケのハラスにより不必要なストレスを与えられたこの現象は

いわば「ハラスハラスメント」ではないかとも思ったが誰にも言わないのが賢明であろう

余談終わり 先日こんな事もあった

筆者の通勤路には途中繁華街・歓楽街を通るルートがあり

その一帯を ギャル・ギャル男・酔っ払いを滅する呪詛を唱えながら歩いていたところ

20メートル先の道端に 茶色い異臭を放つ得体の知れる物質が落ちているのを発見した

これは確実に得体が知れている 排で始まり泄を繋いで物で終わるアレだ

問題はそれが人間のモノなのか犬のモノなのか そのどれでも無いのかである

普通に考えれば法律の適用外である犬あるいは猫のものなのであるが

ここは早朝の繁華街 無法者の催しが残滓として現れている可能性も否定できない

とにかく絶対に踏まないように 自分の動くルートを正確に定めつつ

怖いもの見たさで近づいたところで横目を動かし確認してみたら

レイバンのサングラス（ブラウン）が落ちていました

誰が落としたのか 何故こんなところにレイバンのサングラスが落ちているのか

何より何故このサングラスからは異臭が放たれているのか あるいは気のせいなのか

その上でしばらく経ってから「レイバンのサングラスかーい！」と

心の中のリトルおいでやす小田を召喚してツッコミを入れたのである

この2つの寓話からお伝えしたい事実は 筆者の視力がとみに落ち込んでいるという事

または「心の中のリトル本田」というネタが今も通用するものなのだろうか

それを筆者は非常に心配しているという事なのである