コラムブログ「だが興味は持て」

毎週土曜日(水曜日)更新

「風呂屋のマナー」に興味を持て

筆者は趣味でサウナや銭湯によく行く

公共施設の中でも比較的ルールを厳しく作っているアミューズメントである

 

このご時世になる以前より様々な感染症や公衆衛生の観点から

入浴前のかけ湯やタオルを湯船に浸けない事など有文律不文律様々なルールがある

 

最近ではサウナ室の中では喋らないようにと貼られている施設も多い

みんなでそれぞれの好きを守っていこうという 至極当たり前の話だ

 

勿論筆者はそういう決まり事をキチンと守るタイプである

綺麗好きなのもあるが 約束を破った時の周りの目がひどく気になるのが大きい

 

しかしながら(別にサウナや銭湯に限った話ではないのだが)

そういったルールを全く無かったかのような振る舞いは何処でも散見される

 

罪の意識だかモラルが低いのか はたまた最初からルールを知らないのか

立ちションやポイ捨て感覚(無論これも犯罪である)で決まりを破っていく

 

嘆かわしい 迷惑だ だなんて思いつつも黙りを決め込む筆者もよろしくは無いが

そういった無秩序者の世界に首を突っ込んで良い事は少ないのでブログで愚痴っている

 

かような風呂屋内での軽犯罪と比較して

最初から「入店お断り!」と厳しく取り締まられる存在がある

 

刺青やタトゥーを入れている人達の事である

 

何故刺青者が公衆浴場(特にスーパー銭湯)に入れなくなっているのか

軽く調べてみたのだが所説はあるらしく 起源や根拠ははっきりとしていない

 

ただ刺青・タトゥーの想起させる反社会性と切り離す事はできないだろう

肌の露出が多い分モンモンが確認しやすく「怖い人」というそしりは免れない

 

最近ではファッション感覚でのタトゥーをもってして

「刺青≠怖い人」という図式を声高に挙げる人も増えてきているが

 

健康診断での採血ですら注射針から全力で目を背けるセンシティブ人間の筆者から見て

刺青を入れる激痛に耐えられるその人々はやはり別世界の住人だと思わざるを得ない

 

とはいえ全ての公衆浴場が刺青やタトゥーを禁止している訳ではない

筆者がよく行く最寄りの銭湯も特に取り締まりはされていないようである

 

というか肌感覚として 男湯に10人入っていたらそのうち6人くらいは刺青者である

 

恐らくサウナ施設やスーパー銭湯から弾き出された刺青の皆さんが

こぞって集うのがこの銭湯なのだろう あるいはそういう土地柄なのだろう

 

そして偏見を除いたとしても それらの人々は荒々しく風呂に入る

まるで荒々しさを義務付けられているかのようにタオルを湯船に浸ける

 

そういった人に対して注目するなというのは土台無理な話である

チラチラ見てたら「なに見てんだよ」と凄まれるのがオチなので見る事もできない

 

とはいえ緊張感は走る サウナでかく汗とは別の汗が背中に流れている

そういう個人的な事情を鑑みると 刺青タトゥーの皆さんが居ない安心感は確かにあるのだ

 

こうなると問題は 一見普通そうに見えるが実は厄介者だったパターンだ

 

おおよそ風呂屋に来ているとは思えない異臭を放っているおじさんだとか

サウナのテレビにずっと文句を言い続けているおじさんだとか

 

そう考えると刺青者の方々は我々に「私は怖い人ですよー」と教えてくれている

ホスピタリティ溢れる考えの持ち主かもしれない(怖い人が居ないに越した事はないのだが)

 

何事も考え過ぎる筆者としては 自分がならず者にならないように我が振りを直す日々だ

 

たとえサウナ室でオナラが出そうになったとて その場はじっと我慢をして

外気浴スペースに出たところでコッソリ出すのがマナーというものだろう

 

ととのいを求めてサウナに行くものの 腸内環境がなかなか整わない今日この頃である