コラムブログ「だが興味は持て」

毎週土曜日(水曜日)更新

「漢字を伝える」に興味を持て

携帯電話の普及 余計な事をしてくれたもんだと思っている

 

確かに調べものやスケベな調べものをする時には便利である

何がとは言わないが非常に捗る ありがたい事であるし恩恵を享受している

 

しかしながらどこに居ても何をしていても

「もしかしたら電話がかかってくるかも」という恐怖に似た感情と隣り合わせなのだ

 

(『捗っている最中に電話がかかってくるかも』はまた別の感情なので今回は割愛する)

 

実際には不意に電話がかかってくるほど友達も居ないし

履歴はほぼ配偶者からのものなのでそれほど身構える必要も無いのであるが

 

それでも電話や通話への苦手意識は拭えない きっと死ぬまでずっとそうだ

 

一体電話の何が苦手なのだろうと思ったのだが

そもそも人と話すのが苦手なのだから電話なんて以ての外と思うしか無い

 

何か理由を付けるとすれば 相手の顔や状況が見えないだとか

普段電話でやり取りをする人のほとんどが知らない相手だ というのが挙げられる

 

知らない相手の置かれた環境を想像しながら こっちの状況も伝えられるように

失礼の無いように 分かりやすく とか考えているうちに非常に疲れてしまうのだ

 

書き言葉なので読者諸兄にあまり伝わっていないと思うが

筆者は滑舌が悪い 厳密に言うと年中鼻に問題を抱えているのでその結果滑舌が悪い

 

仕事柄数字やアルファベットの文字列を電話口で伝えなければならない機会も多く

そうなると「イチ」と「ハチ」の区別や「ディー」と「イー」の判別は困難を極める

 

なるべくエレクトリカルメールを使用して伝えるようにしているが

口頭で教えてと急かしてくる人も中には居る(関西人の悪い部分である)

 

前置きが長くなったが 皆様はパーソナルデータにおける「漢字」について

どのように伝わりやすく工夫しているだろうか というのを今日は聞きたい

 

隠してもしょうがないし別に隠してもいないので言うのであるが

筆者は筆名を「タケウチユウタ」出生名を「竹内雄太」として生きている

 

至ってシンプル 悪く言えば平凡でひねりの無いフルネームなので

伝えるのは割と簡単な方だ 特に「タケウチ」はパターンが少ない

 

しかし問題は「ユウタ」の方 漢字にバリエーションがとにかく多い

「勇太」や「雄大」と書き間違えられた事は一度二度ではない

 

最近ではロックバンド「Novelbright(ノーベルブライト)」のボーカルの方

「竹中雄大」という字面の非常に似通った著名人も居るのでややこしやあなかしこ

 

本題はここから ある時自分の名前を電話にて伝える際に分かりやすく言おうとして

「植物の『竹』に内側の『内』と……あとは『雄が太い』と書きます」と伝えたところ

 

「オスが太い」の部分がものすごい下ネタだと思われて 会話に空白が生まれてしまった

 

筆者がその事に気付いた時にはもう遅く その後のやり取りもそぞろに

電話を切った後「何故『雄“に”太い』と言わなかったのか」と後悔したがそういう事でも無い

 

といった出来事があって以降 自分の名前の漢字を伝える時には

「英雄の『雄』に~」と言うようにしているのだが

 

これはこれで自分を大きく見せているような気がしてならない

自慢具合で言えば「オスが太い」とほとんど同格である

 

それから幾星霜を経て今に至っているが 未だにこの件の正解は思いついていない

一体どうすれば自慢でも卑下でも無い丁度いいバランスの例えが浮かぶだろうか

 

こういった電話への小さなトラウマと悩みを抱えつつも

 

もし筆者の名前が「雄大」だったら「オスが大きいと書きます」と言っていたのだろうかと

全く無意味な夢想をお供に 携帯電話に捗らされた毎日を過ごしているこの頃だ

 

因みに筆者のオスは大きくも太くも無く 最近は持続力に難があって困っている