「夢の解析」に興味を持て

どういう訳だか筆者にはあまり理解できないのだが

現実世界において「夢」の話をするのはご法度とされているようである

この場合言う「夢」とは 夜見る夢の事である

朝寝をする人であれば朝見る夢の事である 昼寝は割愛する

他の人との対比がちゃんと出来ないのではっきりとも言えないが

筆者は恐らく 夢をよく見るタイプの体質をしているのだと思う

とりわけ朝5時頃ぐらいの 起きてるんだか寝てるんだかのまどろみの中で

形になっているのかも不明瞭な空想が頭を駆け巡るのが印象的だ

内容も様々である 酷いものであれば人を殺して逃げ回る夢であったり

スケベ要素が強めのドリームエンターテインメントファンシーもたまにはある

中には他人に伝えたいような わやくちゃだけど面白い夢もある

しかしながら 夢で見たものというのは大体すぐに忘れてしまう

筆者だけなのかみんなそうなのか 夢というものの特性なのかは分からない

夢を科学的に解明する研究も 恐らく進んでいるのだろう

一説にはその日に見た物や考えた事の整理が夢に出てくるという話もある

「夢占い」という もうちょっと胡散臭いカテゴリーもある

夢には深層心理が出るという説が本当なのであれば あながち嘘とも言い切れない

「明晰夢」という 見る夢を自在にコントロールする術もあるようだ

筆者も若き頃 エロ雑誌を枕元に収めて胸ときめかせ床に就いた事がある 効果は無かった

ちょっと調べたり思いつくだけでも 夢に対する探究心は多岐に渡る事が分かる

それだけ魅力的なコンテンツなのに 何故その内容を伝えてはならないのだろうか

ひとつには 実際に起きた出来事ではないので相手が反応に困るのだという

しかしこの世のエンタメの大部分は作り話であるからして

リアルにしか反応できないエモーショナル中毒になってしまうのは得策では無いだろう

もうひとつ筆者が考えたのは 夢に深層心理が現れるという点についてである

つまり軽々しく口にした夢の話であっても その中にはその人の本音が混ざっており

それを解析されては困るという自己防衛からのストップではないだろうか

さっきの話とは相反するようであるが 夢の持つリアル過ぎる一面である

そういった話を全てひっくるめて 読者諸兄には今朝見た筆者の夢について考えてほしい

何なら解析してくれてもいいし占ってくれてもいい かく言う筆者も自分が分からない

「大人のお店にて 嬢が胸元だけ裂かれたTシャツを着ていて

私に向かって『クラリスですよ～』と言ってきたので 私も負けじと

『わぁ～クラリスだ～』と呼びかけ返す」という夢を見たのであるが

筆者の知っているクラリス（カリオストロの城とかアメリカのメタルバンドとか）の

どこを掘り返しても 胸元が露わに裂かれた光景は出てこないので困っている

これが本当に深層心理なのであれば 筆者はますます自分が分からない

とりあえず 夢の中の自分が客観的に見て非常に気持ち悪かったので改善はしたいところだ