コラムブログ「だが興味は持て」

気が向いたら書く!

「冬の暑さ」に興味を持て

暑い

 

これは筆者がひねくれているからだけではなく(ひねくれてはいる)

実際に今 この文章をタイピングしている時に思っている事だから仕方ない

 

ふと額に手をやると しっかり汗をかいているのが分かる

薄っすらと冷や汗をかいているとかそういうレヴェルではなく湿原である

 

恐らくというか確実に 10月22日現在の日本に住まう殆どの人が

「寒い」もしくは「急に寒くなった」と感じているであろう

 

(ところによってはまだ暑い場所とか 前から寒かった場所があるかもしれないが

便宜上そういう亜熱帯・寒帯に属する地域の事は考えから省かせていただく

花粉症が存在しないというだけで筆者の憧れの地なのだからそれくらい良いだろう)

 

それは筆者とて感じている 実際に外に出れば寒さで西野カナばりに震える夜がある

しかし実際に今 季節外れの半袖シャツに身を包んだその額には汗が浮かんでいる

 

理由は明快かつ複雑に説明できる

「暑がり」と「暖房」である

 

この場合の「暑がり」というのは 何も四六時中放熱の止まらない

松岡修造的な性質の事を言ってはいない 私かて立派な末端冷え性である

 

(松岡修造が末端冷え性ではない根拠はどこにも無いが それを考えても仕方あるまい)

 

しかしながら筆者の体質的に 身体的運動を少しでも行うと

途端に新陳代謝にバグが生じて 顔やら脇やらお尻やらに発汗を伴ってしまうのだ

 

つまり筆者が今現在 湿り気と熱波を放ち続けているのは

会社への行き帰りを自転車で行っている その通勤サイクルによるものである

 

(自転車だけに!ブンブン!)

 

目一杯漕いだ自転車を降りて 既にオーバーヒートしている私に襲い掛かるは「暖房」

さながらサウナからサウナへのはしごみたいな感覚で室内に留まらざるを得ない

 

筆者はずっと言っている 自転車通学をしていた学生時代から言っている

 

山の上にある大学だったので 30分間ずっと緩やかな登り坂を自転車で踏破し

真冬なのに半袖Tシャツ一枚で 呼吸を乱し汗だくになりながらの教室内で言っている

 

「暖房止めてくれないか」と

 

しかしこの世は民主主義が圧倒的な力を持っている

よしんば今世の主義主張が変わったとて 筆者一人の力で教室全体の暖房は止められない

 

そんな事をもし口に出してしまえば 教室の後ろの方に巣食うイケイケ女子共に

「お前誰だよ」と非難を浴びせられるだろう 筆者はそういうタイプのマゾではない

 

寒空の下で湯気を放つ陰キャという異様な風体であるからし

怪物は口をつぐむしかない 冬でもタオルは2枚必須である

 

それから10数年が経ち 相も変わらず会社や商業施設の暖房に文句を募らせている

 

そこでこう言う人も居るだろう

 

「ちょっと早めに目的地に着いて クールダウンの時間を設ければ良いんじゃない?」

 

筆者もそう思う

ちゃんとそう思っているので このコラムには珍しく結論が付いてしまった形となる

 

グウの音も出ない結論が付いたので 今日の記事はお終いなのであるが

思っているからと言ってきちんと実践できるかどうかはまた別問題であるし

 

会社でブログの下書きをしていることについては 本当に問題にしないでほしい

(ちゃんと就業時間外にやってるよ!)