コラムブログ「だが興味は持て」

気が向いたら書く!

「疑惑」に興味を持て

という訳で(前回のコラムから引き続いているよという遠回し表現)

「疑惑」というあまり感触の良くない話題について書いていく

 

話は会社の命によりオリンピック真っ只中の東京へと出張へ出向く私の視点に遡る

 

地理に疎いのであまり分からないのだが 支社のある新橋から

競技をしている国立競技場とかそういう感じのところ

 

どれだけ離れているのか 東京の現状はどれだけ人がうごめいているのか

 

そんな心配を通り越して「そういえば東京はどこに行っても人混みだったんだ」と

久しぶりの首都の土地にてマスクの手放せない私は佇んでいた

 

出張仕事は滞りなく終わり

(本当は滞りめちゃくちゃあったのだが仕事の内容なので書きようがない)

 

かなり久しぶりに会う東京住まいの友人と ほんの僅かの遊戯に興じた

 

とは言えちゃらんぽらんに飲み歩いて馬鹿騒いでとか遊郭に貢いでとか

そういう遊びはしていないとは断っておく 世間と配偶者の視線は怖いものだ

 

しかしながら「これくらいなら」という余裕の気持ちはつまるところあった

それは告白しておく

 

さて出張から帰って数日後 37度代前半の発熱と息苦しさに苛まれた筆者の頭には

この2年ほど頭から離しようのない「コロナ」の三文字が一層くっきり映し出された

 

結論から言うと 診断としては少し重めの夏風邪だったのだが

熱があるのでおいそれと病院にも行けず 熱が低いので保健所のお世話にもなりにくく

 

(コロナ症状よりは随分マシなのだろうが)息苦しさは間断なく

 

「かもしれない」に押しつぶされた筆者の脆弱メンタリティは

横になってYouTubeを眺めることが助け舟であった ありがとうヒカキン

 

幸いにも食欲はあったので 家にある食料のストックを貪るように食べ

療養中の10日間あまりで ベルトの通す穴は一つ減った つーか太った

 

ずっと寝ていたため血色も良く 仕事由来のストレスも存在せず

 

俄かにふんわりとした ツヤツヤの筆者が職場に復帰した後も

周りから病み上がりに見られなくなるまでに時間はかからなかったのは余談

 

「コロナかもしれない」と思うだけでこれほどに心がガクガクになる筆者が

もし本当にコロナになったら多分その境遇だけで耐えられなくなるだろう

 

おぼろ豆腐メンタルを保護するためにも 少しでも不安からは身を引く

知らず知らずの中だるみに喝を入れられたような そんな出来事だった

 

ただし筆者のわがままに付き合ってくれた旧友たちを蔑ろにしたくもないので

きちんとワクチンを打って また時代が流れたら会おうではないかと言っておきたい

 

今回はいわば 筆者の反省文である

持ち合わせの強運のみで なんとか風邪で済んだだけの話

 

そして「風邪だって辛いよね」と 喉をやられてガサガサの声を張り上げ

10日間という風邪にしては妙に長めの夏休みに

 

何とか正当性を持たせたい今日この頃なのだ